日誌/ラスクロ、いまさら《力の天使 ラーン/Rahn, Angel of Virtue》考察

 オッス、おれブリキの! 構築は4級! (リミテッドは5級)
 最近、《力の天使 ラーン》に変に嵌まったので、その記事です。


1-018R 《力の天使 ラーン》
真の力とは、優れた武具や腕力などではあり得ない。それは、不屈の魂にこそ宿るのだから。

 もともとは《悲哀の天使 ニルシー》を使うときに自然と入っていたカードなんですが、最近雷力師デッキと戦う機会があったときに、殆ど完封できたので面白いと思いました。

 とりあえず、要素をひとつひとつ見ていくことに。

■色 = 白
+ 《神話の謡い手 サフォーナ》
+ 《ニケ》
 白という色は単色に働きかける効果が比較的多い色で、特にわかりやすいのはこのあたりだと思う。
 ただ《サフォーナ》は《ラーン》が避けていたスペルが当たる可能性もあって、コンバットに不安が残る。《ニケ》は勇猛を活かせないのがちょっと悲しい。

■カテゴリ = 天使
+ 《悲哀の堕天使 ニルシー》
 現状、天使シナジーは《ニルシー》しかないが、それだけで十分に強い。是非入れたい。


■EPIC = True
+ 《在りし日の語り部》
+ 《エクスカリバー》
+ 《時空の聖視》
 白はEPICに対してもいろいろと融通が利く。
 特に《エクスカリバー》は、ライフに余裕があるときには勇猛付与で攻撃したあとに置けるのがありがたい。

■レベル = 3
+ 《時の捻じれ》
+ 《時移しの魔笛》
 レベル3というのは決して小さくないので、《力の天使 ラーン》を前半から積極的に使うならどうにかしてレベルを下げたい。
 が、レベルを下げるのはそのターン限りであるため、勇猛と合わない。
 そもそもATKが大きくないので、前半はほかのユニットに担わせたほうが無難かもしれない。

■コスト = 4
+ 《竜王の奇兵》
 コスト4というのは無難なラインだが、無理矢理合わせるなら《竜王の奇兵》か。
 特に《力の天使 ラーン》が苦手な《メディア》対策になるのでありがたい。


■Power = 3500
+ 《原祖返り》
+ 《七星剣》
+ 《アンクアの護符》
+ etc...
 時代3で3500ラインというバニラのラインなので、+500足せるだけでも有利になる。
 さらに+1000できれば4500なので、時代4ラインとも対等以上に渡り合える。

■ATK = 2
+ 《アレイン》
+ 《ホーリーハンマー》, etc...
 ATK2は時代2のラインであり、防御力に優れているぶんライフレースを有利に持ち込めるとはいえ、十分であるとはいえない。
 ATKを上げる手段があれば便利で、特に《アレイン》は、スペルの対象にならない《力の天使 ラーン》なら、相手の盤面さえしっかり把握できていれば、ほぼ予想外の出来事は起こらない (見えないものがあるとすれば、《雷流術》に加えて、《電撃戦》、《実態の引きずり出し》、《聖繕》くらい)ので、性質に合っている。


■アビリティ = 勇猛、スペルに選ばれない。
 現状で「選ばれない」効果を持つユニットは6種類で、ほかに《皇帝の奇兵》、《邪光の獣 ニルヴェス》、《猛り地の眷属》、《メディアの従者》、《海凪の皇女 ナナツキ》がいる。

 しかし単体で自身にアンタッチャブルの効果があるのはほかに《ニルヴェス》のみであり、《ラーン》は《ニルヴェス》とは違い、永続であるという点が評価できる。
 さらにいえば、1マナで勇猛の自己付与があるため、《蒼眞の剣華 ミスルギ》のようなな強力なCBも通じ難いうえ、高いPowerラインのおかげで《ゼフィロンの同盟兵》のようなアビリティでも焼きにくい。

 以上のことから、どうにかして《力の天使 ラーン》を単騎で立たせて、ユニット以外の効果で補助していくデッキが面白いんではないかなー、と思いました。

 というわけでこんなかんじに。

■白橙t黒ラーンヒストリー
ユニット - 26

時代マナ名称PowAtkCACBSym枚数
1
2
白エルフの弓兵隊
2000
2
3
-
1
3/3
1
2
マスタートウリョウ
キズキ
2000
2
2
-
1
2/3
2
3
戦技建築家
2500
+500
2
2
-
1
3/3
3
4
力の天使
ラーン
3500
2
2
-
1
3/3
3
5
戦いの天使
3000
3
3
-
1
3/3
1
2
アレイン
2000
+1000
2
2
-
1
3/3
2
3
坑道掘りの達人
2500
2
3
-
2
2/3
3
3
秩序の破壊者
3000
3
2
-
2
2/3
3
4
アルバネスの闘神官
ラミカ
3500
2
2
Pow↑
2
2/3
3
6
悲哀の堕天使
ニルシー
3500
3
1
サーチドロー
1
3/3

スペル - 10

時代マナ名称CACBSym枚数
1-4
1
ラーンの護り
3
-
1
2/3
1-4
1+X
聖繕
2
-
1
2/3
1-4
2
呪殺
3
-
1
3/3
1-4
3
カオスバニッシュ
2
-
1
3/3

ヒストリー - 14

時代マナ名称CACBSym枚数
1-4
1
白の宝樹
2
-
1
1/3
1-4
1
シルヴァライトの冠
2
-
1
2/3
1-4
2
ホーリーハンマー
2
-
1
2/3
4
2
エクスカリバー
2
-
2
2/3
1-4
4
竜王の厄災日
2
-
2
2/3
1-4
1
橙の宝樹
2
-
1
1/3
1-44
2
七星剣
2
-
2
2/3
3-4
4
アンクアの護符
2
-
2
2/3

 紫も入れたかったけど、さすがに4色にする勇気はなかった。

 《力の天使 ラーン》を補助するために、Powerパンプの《七星剣》、《アンクアの護符》。ATKパンプの《ホーリーハンマー》、ダメージ軽減の《シルヴァライトの冠》、後半に伸びる《エクスカリバー》とヒストリーを充実。
 そのヒストリー有効に使うために、《戦技建築家》、《マスタートウリョウ キズキ》、《アルバネスの闘神官 ラミカ》あたりを入れています。


 どうやって時代3まで凌ぐかはほとんど考慮外で、まぁ《竜王の厄災日》がどうにかしてくれるだろうなー、くらいの考えしかございません。あと《呪殺》かな。

 実際使って試してみる。

VS. 黒橙ウィニー
 後攻。
 初手から《バストリアンバーサーカー》を出してくる相手。こちらは何も出ないまま、相手のターンにさらに《血風の狂戦士 バルカヌス》や《バストリアンバーサーカー》が増えたりする。
 どうにか軽いユニットで場を保とうとするが、そのまま殴られ続けて時代2へ。
 Pow 2500が1体立っている状況で《血風の狂戦士 バルカヌス》が殴りかかって来たのに対応して《聖繕》→《シルヴァライトの冠》と拾ってきたところでドヤ顔したものの、そのまま殴り殺されて敗北。

 うーむ、ウィニーには全く対応できない。

VS. 橙紫ミッドレンジ
 後攻。
 序盤から《橙の宝樹》が出せていいかんじ。
 2手目に《アレイン》を置いて、余裕があればちょっとだけ殴るものの、基本的には防戦の構え。
 相手もそんなに殴ってこなかったので、ヒストリーを置く余裕ができる。
 時代3で《アンクアの護符》が効果を発揮し始めて、《アレイン》がPow 3500、《アルバネスの闘神官 ラミカ》がPow 5000になったところで相手が投了。

 うむ、ミッドレンジならなんとかついていけるなラーン活躍してねぇ。

 ま、まぁいいや。《力の天使 ラーン》はもうちょっと考えてみたいです。
 そういえば、《ラーン》+《飛雷宮の衛士》みたいにして、場に残るのが《ラーン》のみになる(相手がスペル構えたら違うのを出す)とかも面白いかもなー。
 あとほかに、《真田幸村》とかも嵌ってるので、煮詰めてみたい。

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